ブログ無段
バカまっしぐらなダメ人間の古川土竜が、トチ狂った妄想を膨らませたり、ネジ曲がった暴論を吐いたりするわけで。にょほほほほ。

佐藤純彌監督の『北京原人 Who are you?』。

角川春樹氏の映画界への復帰作『男たちの大和/YAMATO』の撮影が進んでいるようですね。
尾道で行われたロケでは、実物大で再現された大和の豪華セットがマスコミに公開されたそうで。
角川氏は並々ならぬ意欲を見せているようですが、個人的にも大きな期待を抱いています。
ただし、それは製作サイドとは全く違う意味の期待ですけどね。
何しろ監督が『北京原人 Who are you?』を撮った佐藤純彌さんなので、そういう意味での期待です。
まあ、あの映画は演出だけじゃなくて、脚本も見事だったわけですが。
とにかく、東洋の神秘に満ち溢れた素晴らしい映画でした。
ってなわけで、今回は1997年の映画『北京原人 Who are you?』を御紹介。

2001年。シベリアでは象マンマスなる生き物が作られています。
もはや「象マンマス」というネーミングからしてギャグです。
で、その象マンマスを作った博士が佐藤蛾次郎さん。
佐藤蛾次郎さんが博士ですよ。
キャスティングで笑いを取ってしまうというのは、まさに東洋の神秘でしょう。

日本では、生命科学研究所のタンバでルンバ所長が、北京原人を現代に甦らせる計画を進めています。
クローンではなく過去の記憶を持った北京原人を作り出すため、時間変異プロジェクトを実行するのです。
研究所の緒形直人さん達が北京原人の化石からDNAを抽出し、スペースシャトルで宇宙へ行きます。
既にDNAを抽出しているので化石は必要無いはずですが、なぜかシャトルには化石が持ち込まれます。
なぜ宇宙へ行くのかというと、地球では時間変異プロジェクトが実行不可能だからだそうです。
でも、なぜ実行不可能なのかは、誰も教えてくれません。
たぶん、東洋の神秘なのでしょう。

緒形さん達は時間反転装置というモノを使って時流を逆転させ、古代に生きていた北京原人を甦らせようとします。
時間反転装置とは、ドラえもんの「タイムふろしき」のようなモノです。
改めて書きますが、この作品が作られたのは1997年で、映画の時代設定は2001年です。
わずか4年後に、そんな凄い装置が作られると思っていたわけですね。
まさに東洋の神秘ですよ。
そもそも、北京原人を甦らせることよりも、時間反転装置を発明したことの方が遥かに驚くべきことだと思うのですが。

さて、実験に使ったシャトルは地球に落下し、そこから3体の北京原人が生まれます。
成人男女が2人と、子供の原人が1人。
えっと、3つのDNAは、全て同時に実験が開始されたはずなんですけど。
どうして成長のスピードに差が付いてしまったのでしょうか。
まさに、東洋の神秘ですね。

緒形さんは北京原人を発見し、それぞれタカシ・ハナコ・ケンジという名前を付けます。
名前の由来は不明です。
受け狙いなのかマジなのか良く分からないネーミングにも、東洋の神秘が隠されているのでしょう。

北京原人プロジェクトは、秘密裏に行われていたはずでした。
ところが、なぜか所長は北京原人を東日本実業団陸上大会に出場させます。
明らかに人間ではない生物が出場しているのに、観客や関係者は全く驚きません。
まさに東洋の神秘です。
というか、そもそも、どうやって出場権を得たのかが東洋の神秘です。
なぜ「東日本実業団陸上大会」という微妙な大会なのかも。

ハナコ(繰り返しますが、北京原人です)は棒高跳びに出場し、驚異的な跳躍力を披露します。
ただし、両足踏み切りという反則を犯して。
でも、なぜか次の跳躍に挑戦できてしまいます。
これもまた、東洋の神秘ですね。

他にも素敵な場面が目白押しなのですが、とりあえず話は進んでラストシーン。
中国の平原に消えていく象マンモスと北京原人を見送りながら、緒形さんは叫びます。
「自由になれ!」と。
いやいや、もう充分に自由でしたよ、この映画自体が。
自由すぎます。
まあ、そういう映画なのです。

では、死ななかったら、また会いましょう。

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