2ヶ月ほど前から奥歯が痛むのに、歯医者には絶対に行きたくない古川土竜です。
『映画無段』のコンテンツ「ポンコツ映画愛護協会」を更新しました。
今回の更新は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『1941』、『最凶家族計画』、『ハロウィン6/最後の戦い』、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』など15本です。
さて、いよいよプロ野球の開幕が迫って来たので、今回は阪神タイガースについて。
昨シーズンは2位だったので、普通なら「今年こそ優勝を」と期待したいところです。
しかし残念ながら、それは難しいと思われ。
たぶん今シーズンも、優勝は広島カープでしょう。
今の広島は、しばらく黄金期が続いてもおかしくないぐらい戦力が充実している上に、フロントも優秀ですからね。
阪神に関しては、昨シーズンより順位が下がることも充分に考えられます。
それぐらい、多くの不安材料がありますから。
まずは、先発ピッチャーの駒が揃っていないという問題。
確定しているのはメッセンジャー、秋山、能見の3人だけ。
その内、能見に関しては昨シーズンが6勝で、そんなに上積みは期待できないでしょう。
藤浪はノーコンが相変わらず修正できていないので、今年も難しいと思われ。
昨シーズンの秋山のように、「意外な選手がシーズンを通して活躍する」という可能性に期待するしかない状況です。
他にも、センターラインがセカンドの鳥谷以外は確定していないという問題があります。
ショートは糸原、キャッチャーは梅野が一番手だろうと思いますが、センターに関しては頭一つ抜けていると感じる選手が見当たらず。
守備だけなら俊介でいいと思うんですけど、金本監督は打撃を優先する人ですからね。
っていうか、金本監督の考え方も、今の阪神にとっては大きな問題なんですよね。
金本監督って、とにかく長打力のある選手を育てることに躍起になっている印象が強いんですよ。
もちろん日本人の長距離砲を育てることは必要だと思いますよ。
ただ、長距離砲ばかりを揃えても、それでチームが勝てるわけではないでしょ。
足の速い選手や小技の上手い選手など、様々な武器を持った選手を使えばいいはずで。
そういう意識が、金本監督には薄いんですよね。
「機動力を重視する」という意識を見せた時期もありましたが、あっという間に忘却の彼方へ去りましたし。
他にも、4番として期待されるロサリオの打率がオープン戦で低迷しているとか、福留は休ませながらの起用になるので打線が固定できないのは既定路線だとか、色々と問題があるわけで。
ただし不幸中の幸いで、広島を除く他のチームも不安材料が多いんですよね。
なので怪我人が続出するとか、大半の選手がスランプに陥るとか、そういうことでもない限り、たぶんAクラスは確保できるんじゃないかと。
でも、とにかく多くを期待することは難しそうなシーズンだな、という印象です。
とは言え金本監督も3年目なので、そろそろ進退が怪しくなる時期ですからね。
はてさて、どうなることやら。
では、死ななかったら、また会いましょう。